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壁ドンに替わる新ワザ?!『きょうのキラ君』の〝カーテンの刑” [with] 

2017年03月09日(木) 20時00分配信

『全員、片思い』『4月は君の嘘』などの話題作に出演、大河ドラマ『真田丸』では若き豊臣秀頼を演じて、年上女子のハートもがっちりとつかんだ中川大志くんは、今後も出演作が次々と公開されるに違いない次世代の王子様として大注目のイケメン俳優。

(c)2017「きょうのキラ君」製作委員会 (c)みきもと凜/講談社

そんな彼が大ヒット少女マンガの世界で初主演を果たしたのが、公開中の『きょうのキラ君』です。物語は、学校の全女子が憧れるイケメンにして、ある秘密を抱える「キラ君」と、引っ込み思案の女の子ニノンの純愛を、切なさと胸キュンをちりばめて描いてゆきます。

「キラ君」は漢字で書けば「吉良君」なのですが、演じる中川君は「ここはカタカナで書かなきゃダメだろ」と思うような、キラッキラぶり。こういう映画に主演するイケメン俳優って、実年齢では20歳を超えていることも多いのですが、撮影当時の中川君は18歳で、まさに現役高校生。カッコよさはもちろんですが、「あれがまさに大志の素の姿(監督談)」という後半の素直な可愛さも見逃せません。

(c)2017「きょうのキラ君」製作委員会 (c)みきもと凜/講談社

さて少女マンガと言えば、手を変え品を変えて繰り出される“胸キュン”なラブシーンも大きな見どころですが、今回話題になりそうなのが「カーテンの刑」です。放課後の誰もいない教室で、キラくんがニノンをカーテンの中に引き込み……という場面で、文字にして書くとかなり照れるのですが、この「刑」のふわっとした密室感と映画館の暗闇がいい感じにシンクロし、ニノンになりきってドキドキできることうけあいです。

こうした場面を発想できる原作者の先生の想像力(というか妄想力)って本当にすごいなあと思うのですが、それをきっちりと再現する中川君のこだわりもなかなかのもの。

(c)2017「きょうのキラ君」製作委員会 (c)みきもと凜/講談社

インタビューでお聞きしたところによると「ここは絶対にキメなきゃいけないシーンだと思ったので」、カーテンの質感や長さをチェックしながら、ニノン役の飯豊まりえちゃんの協力のもと、何度も引いたり、巻いたりして試行錯誤を繰り返した場面なのだとか。その「実生活でも使えそうなくらいまで(笑)」こだわって作り上げたワザを是非堪能くださいませ。
『きょうのキラ君』大ヒット上映中!

文/渥美志保

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