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さまざまな夫婦愛に心動かされる映画・厳選3本 [おとなスタイル]

2017年02月18日(土) 09時00分配信

(C)2015 UNIVERSAL STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.

シネスイッチ銀座の番組編成を担当する吉澤周子さんに“夫婦愛”をテーマに、おすすめの映画を紹介していただきました。
理想的な夫婦の話って、映画にはなりにくいのでしょうか。今回紹介する映画では、うまくいっている夫婦は一組も登場しません(笑)。どの夫婦も、いろいろなすれ違いを毎回埋め直していくことで、少しずつ理解し合っていく。夫婦って、やっぱり積み上げていかないといけないんだろうなと実感します。

シネスイッチ銀座は50~60代の女性のお客様が多いのですが、みなさんお洒落して、お友達や旦那様と銀座に来て、映画を観て、その後、食事や買い物をされて帰られる。銀座で過ごす1日の中に、映画館も選んでいただいているというのはすごくありがたいことです。ぜひとも映画を“ハレの日”の楽しみのひとつとしてとらえていただければ嬉しいですね。
『白い帽子の女』

(C)2015 UNIVERSAL STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.

『白い帽子の女』

「アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットがハネムーンでマルタ島を訪れた際につくり上げた作品。すれ違う夫婦役で10年ぶりに共演」
『ぐるりのこと。』

(C)2008 『 ぐるりのこと。』プロデューサーズ

『ぐるりのこと。』

橋口亮輔監督が紡ぐ一組の夫婦の10年間。「初めての子どもを亡くした夫婦がたくさん悩みながら、少しずつ前に進んでいく様子がじっくり描かれている。夫婦の在り方について考えさせられます」DVD/バップ
『やさしい嘘と贈り物』

(C)2009 Overture Street Films,LLC

『やさしい嘘と贈り物』

「ある老紳士と同世代の女性の出会いと恋を描きつつ、最後にどんでん返しが起こる映画。当時24歳の青年だったニック・ファクラー監督が、老夫婦の心の機微をこれほど巧みに表現したことにも驚かされました」

 

 

■Profile
シネスイッチ銀座 吉澤周子さん
よしざわちかこ
シネスイッチ銀座の番組編成を担当し、毎年、トロント、カンヌ、ベルリンの映画祭へ。金曜日のレディースデーは毎回大盛況。

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