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「愛猫と暮らすインテリア」フォトグラファー・浜村菜月さん [FRaU]

2017年02月05日(日) 12時00分配信

浜村菜月さんと愛猫・まきゃべりとの出会いは自宅近くのペットショップ。店の前を通るたびに真っ白な姿を探し、仔猫が日に日に大きくなるのを見守るうちに情がわいてしまい、思いきって家に迎えたそうだ。

またそれと同じ時期に自身も結婚。籍を入れるタイミングで現在の家を購入したそう。猫を飼うのと家のリノベーションの時期が重なったため、昨年5月から暮らし始めた新居はおのずと猫仕様に。部屋の中でも退屈させないための、さまざまな工夫が施されている。
一日中、家の中で過ごす 愛猫のための部屋

前の家でフローリングが爪で傷だらけになった経験から、新居の床は堅いオーク材に。猫の足への負担軽減でラグは多め。 Photo:Masaru Furuya

一日中、家の中で過ごす 愛猫のための部屋

美しい空間での猫との暮らしは、小さな工夫の積み重ねで可能になる

「家中のどこへでも自由に移動できるよう、ドアなど空間を仕切るものは全て取り払い、部屋を隔てる壁も上部分を開けて行き来できるようにしました。その代わり、身を隠せそうな狭い場所は極力排除。あのふわふわの毛でベッドの下などに潜られると、埃が絡まって大変なことになってしまうので」

玄関からリビングに続く通路は、境目の段差もなくして完全なバリアフリーに。 Photo:Masaru Furuya

飼い始めの約半年間を前の家で過ごしたため、そこでの失敗も新居に反映することができた。だがいざ暮らし始めると思いがけない悩みが発生。これなら部屋に置いてもいいと思える猫グッズがなかったのだ。

CAT TOYS。色とりどりのリボンや毛糸を束ねた自作の猫じゃらしはカラフルなアイテムの多い部屋になじむ。 Photo:Masaru Furuya

「市販の猫グッズって、どれも本当におしゃれじゃなくて(笑)。キャットタワーもいいものがなく買おうか悩んでいる時に、たまたま本棚を利用するアイデアを思いついて。“気に入ったのがなければ作ればいい“と気づくきっかけになりましたね。職業柄、手先を使った作業は苦にならないので、おもちゃ作りも最近は楽しい趣味の一つになっています」

余っていたパーケットフローリングを利用した自作のキャットタワー。棚の段に板を敷き、上から本で重しを。 Photo:Masaru Furuya

猫との暮らしでインテリアを諦める必要はないと教えてくれる浜村さんの家。愛情がちりばめられた空間は訪れた人を優しい気持ちにすることも、あわせて学んでおきたい。

窓から外の景色を眺めるのが好きなまきゃべりのために、ブラインドは下から十数cmを常に開けている。 Photo:Masaru Furuya

浜村菜月さん
フォトグラファー
2014年に独立。現在は女性誌や書籍の撮影を中心に活躍中。2015年10月よりマンチカンのまきゃべりを飼い始める。猫を可愛く撮る、プロならではのテクニックやSNS映えするアイデアを多数紹介した『猫と楽しむニャンスタグラムのすすめ LET’S ENJOY CAT×Instagram』(インプレス)が発売中。まきゃべり専用インスタも人気。Instagram:machiavelli_y

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