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いつまでも買ったばかりの白さが続く!シャツのプロ家庭洗濯 [FRaU]
2017年01月21日(土) 10時50分配信
“洗濯王子“の愛称で親しまれる洗濯家・中村祐一さん。彼がクリーニング店の“プロの現場““で培った技術を一般家庭に持ち込んで応用した、まったく新しい発想の家庭洗濯方法を紹介。今回は、定番アイテムの白シャツ、ニット、スカートの洗濯方法を伺った。少しの工夫で、簡単に美しく仕上げることができる!
シンプルな白シャツを 真っ白に洗い上げる
1.汚れが付きやすい部分は まずクレンジングを
襟や袖口など、汚れが気になる部分は、ベースクレンジングリキッドを使って、あらかじめクレンジンをしておく。
襟や袖口など、汚れが気になる部分は、ベースクレンジングリキッドを使って、あらかじめクレンジンをしておく。
2.30分程度の“温浴”で 洋服のデトックスを!
40~50℃のお湯を3リットル程度に、粉末洗剤を大さじ1、粉末の漂白剤を大さじ1~2入れて洗浄液を作成。そこに約30分浸け置く。皮脂や溜まった汚れなどを抜く。
40~50℃のお湯を3リットル程度に、粉末洗剤を大さじ1、粉末の漂白剤を大さじ1~2入れて洗浄液を作成。そこに約30分浸け置く。皮脂や溜まった汚れなどを抜く。
3.汚れをチェックし洗濯機へ! 干す時は形を整えてから
30分後に汚れを確認し、問題なければ洗剤液ごと洗濯機へ。設定は、洗い5分、すすぎ2回、脱水1分。干す時は、シャツを振りさばいたり、引っ張ったりして形を整えて。
30分後に汚れを確認し、問題なければ洗剤液ごと洗濯機へ。設定は、洗い5分、すすぎ2回、脱水1分。干す時は、シャツを振りさばいたり、引っ張ったりして形を整えて。
4.アイロンをかける時は 襟からかけていく
乾いたらアイロンがけを。大きな流れとしては、まず襟の部分からかけ始め、次に袖、最後に胴体と進めていくのがオススメ。
乾いたらアイロンがけを。大きな流れとしては、まず襟の部分からかけ始め、次に袖、最後に胴体と進めていくのがオススメ。
6.胴体は焦ることなく 半分ずつ順番にかける
胴体はまず背中部分を内側から。アイロン台に乗るだけ(半分だけ)かけ、キレイになった背中部分の上に前身頃を重ねてかけていく。
胴体はまず背中部分を内側から。アイロン台に乗るだけ(半分だけ)かけ、キレイになった背中部分の上に前身頃を重ねてかけていく。
7.すべてかけ終わったら 丁寧にたたんで完成!
ボタンを1つ飛ばしくらいで留め、襟も折って形作る。裏返して、襟の裏側に生地を集めていくようなつもりたたんでいく。
ボタンを1つ飛ばしくらいで留め、襟も折って形作る。裏返して、襟の裏側に生地を集めていくようなつもりたたんでいく。
絶対に型くずれさせたくない ニットの手洗い
1.縮みを防止するために 軽くたたんで優しく押し洗い
おしゃれ着用中性洗剤を溶かした30℃以下の湯に、ニットを5回押して沈め、1回持ち上げる。これを5セット。5~ 10分つけ置くと汚れがより落ちやすい。
おしゃれ着用中性洗剤を溶かした30℃以下の湯に、ニットを5回押して沈め、1回持ち上げる。これを5セット。5~ 10分つけ置くと汚れがより落ちやすい。
2.静電気防止のために 2回目のすすぎ時に柔軟剤を入れる
すすぎも洗う時と同様に優しく5回押して1回持ち上げる×5セットを2回繰り返す。1回目では洗剤をしっかり落とし、2回目で柔軟剤を入れ、効果を浸透させる。
すすぎも洗う時と同様に優しく5回押して1回持ち上げる×5セットを2回繰り返す。1回目では洗剤をしっかり落とし、2回目で柔軟剤を入れ、効果を浸透させる。
4.重さでの伸びを防ぐ 平干しベッドがオススメ
100均でも購入できるワイヤーネットの両端をパンツハンガーで挟んで作る「平干しベッド」に乗せて干せば、型くずれの心配なし。
100均でも購入できるワイヤーネットの両端をパンツハンガーで挟んで作る「平干しベッド」に乗せて干せば、型くずれの心配なし。
5.ちょっとした縮みなら スチームで修正可能
乾いてからアイロンをかけると、より形が整う。縮みが出ている部分はたっぷり蒸気を含ませて、少し引っ張るような感じでプレスを。
乾いてからアイロンをかけると、より形が整う。縮みが出ている部分はたっぷり蒸気を含ませて、少し引っ張るような感じでプレスを。
難しいポイントは一切なし! ポリエステルのスカート
1.単品なら気にせず そのまま洗濯機に投入
装飾などもなく引っかかりが気にならないシンプルなスカートならネット不要。複数点を洗う時は、ひと回り大きめのネットに入れる。
装飾などもなく引っかかりが気にならないシンプルなスカートならネット不要。複数点を洗う時は、ひと回り大きめのネットに入れる。
2.シワをつけないために 脱水は1分だけ
中性洗剤を使用し、ドライまたはソフトコースなどで優しく洗ったら脱水。乾きやすいポリエステルなら、1分間の脱水で十分。
中性洗剤を使用し、ドライまたはソフトコースなどで優しく洗ったら脱水。乾きやすいポリエステルなら、1分間の脱水で十分。
3.はいている状態に近い形で 干せばシワ防止になる
ピンチハンガーなどを利用し、なるべく着用時の形に近づけるように筒状に干す。空間が開くことで乾きも速くなる。
ピンチハンガーなどを利用し、なるべく着用時の形に近づけるように筒状に干す。空間が開くことで乾きも速くなる。
4.干したままの状態で スチームアイロンをかければ簡単
乾いたらそのままの形でアイロンがけを。スチームアイロンを使えば、難しいテクニック無しで細かいシワまできれいにとれる。
乾いたらそのままの形でアイロンがけを。スチームアイロンを使えば、難しいテクニック無しで細かいシワまできれいにとれる。
教えてくれたのは…… 洗濯家・中村祐一さん
長野県にあるクリーニング店の3代目として生まれ、“洗濯王子“の愛称で親しまれる洗濯家。“洗濯でセカイを変える“という信念のもと、市販の洗剤や洗濯道具などといった身近なアイテムを用いて手軽にできる“クリーニング店以上の家庭洗濯“を伝え続けている。