映画おくりびと・くまモン…最前線で活躍中!小山薫堂さんが語る憧れの生き方 [おとなスタイル]
2016年11月25日(金) 09時00分配信
かつおだしで温めたゆし豆腐に、すりおろした山芋とアーサをのせる 「ヤマンアーサ入りゆし豆腐」が小山さんのお気に入り。
映画「おくりびと」や熊本県のPRキャラクター「くまモン」のプロデュース、京都の老舗料亭の経営など、さまざまなジャンルで活躍する小山薫堂さん。 小山さんが「あんなふうに生きられたら」と憧れる、山本彩香さんの魅力を聞いてみました。
作家・放送作家。
はじめて沖縄で山本さんの料理を食べたとき、「一気にファンになりました」。
最先端のものも吸収して、 年齢を重ねるごとに 前進する生き方に憧れます
最近の食べ物は「どうだ! うまいだろう!」という感じのものが多いですが、山本さんの料理はそうじゃない。とにかくやさしくて、自分のからだが求めているもの、というか。からだにいいものを取り入れたとき、水がしみわたっていくようなおいしさってありますよね。まさにそれなんです。 沖縄の昔ながらの伝統を大切にする一方で、山本さんは最先端のものと、自分がやりたいことをうまく合わせている気がします。料理もそうでしょうし、81歳でフェイスブックをやっているのもすごい。友だち申請が来たとき、同姓同名の人からのいたずらかと思ったほどです。
生き生きとして、肌もツヤツヤしていて、一点の曇りもない生き方をしているなぁ、と憧れます。「食」という字は、人が良くなると書きますが、まさにそれを体現している。彩香さんご自身が、食によって良い生き方をしていて、年齢を経るごとにしぼんでいくのではなく、欲を持たずに前進している。あんなふうに生きられたら、と本当に思います。
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