• > 世界一の鮨「すきやばし次郎」店主が足繁く通った、琉球料理店の究極の一品とは [おとなスタイル]

世界一の鮨「すきやばし次郎」店主が足繁く通った、琉球料理店の究極の一品とは [おとなスタイル]

2016年11月23日(水) 09時00分配信

小野さんの忘れられない味は「シャコ貝の豆腐ようあえ」。 泡盛などで丸1年間漬け込んだシャコ貝が、コリッとして美味。

ミシュラン三ツ星を毎年獲得、国内のみならず海外からも注目されている伝説の名店、銀座「すきやばし次郎」店主の小野二郎さんが足繁く通った琉球料理の名店がありました。小野二郎さんが尊敬するという琉球料理の巨匠、山本彩香さんの魅力を聞いてみました。

小野二郎さん

鮨職人。銀座「すきやばし次郎」店主。90歳。
山本さんとは「家族のようなおつきあい」。

明るくて、人柄がいい。 でも料理にはとても厳しい人。 妥協をしないんですよ。

昔、お客さんが店に持ってきてくれた豆腐ようを食べたら、
「こんなの食いもんじゃない」というぐらいまずかった。
だから沖縄の山本彩香さんの店に行ったときに、豆腐ようが出て、
いやだなぁと思ったんです。
ところが、いただいたら、もう、まるで別もの。
「こんなにおいしいのか!」とびっくりした。ケタ違いです。
彩香さんの豆腐ようよりもおいしいものはどこにもない。

ほかの料理も、さらっとして、コクがある。
おだしが効いて、味に深みがある。
お母さんの料理を受け継いでいると聞いたことがありますが、
あの人が作る料理と、今の沖縄にある料理はまったく違うものだよ。

人柄もいいんです。とにかく明るい人で、
うちの店に来てもカウンターでワーワーやって、場をパッと明るくしてくれる。
こうして20年もおつきあいが続いているのは、あの方の温かい人柄のおかげでしょうな。

だけど料理には厳しいよね。
自分に厳しい。妥協しない。自分が納得するまでやる。
だから、あんなにいい料理ができるんでしょう。


現在、山本さんは新しいギャラリーを構想中。今後の活躍が楽しみです。

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