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必見! 夢のバーベキューハウスの贅沢建材&機能がすごい! [おとなスタイル]

2016年11月20日(日) 09時00分配信

都会の真ん中にありながら、別荘に来たような非日常感を満喫できる

お肉を焼くためだけに 建てられた「離れ」。 ホームパーティを開くことが多い種村さん。自宅からつながる広い庭をつくる計画から、バーベキューハウスづくりに至りました。その機能的な室内をご紹介いたします。
国産杉を贅沢に使った、多目的スペース

シャワールームは、子供たちが汚れた足でもそのまま入れるように、外直結のドアを設けています。

国産杉を贅沢に使った、多目的スペース

一見シンプルに見える室内には、快適に過ごすためのさまざまな工夫と機能が隠されています。
9坪のスペースには、シャワー&トイレ、一段上がった3畳間、キッチンが設置され、2~3人まで 宿泊することができるゲストルームとしてつくられています。
腰かけにもなる畳の間は、小さな子供が遊んだり、ほろ酔い気分でゴロンと横になれる憩いのスペース。足元には、寝具などの収納ができる引き出しを備えています。奥に広がる窓の手前側の棚も畳と同じ高さに揃え、シートとしても使えるようにしています。

「ここは、私のスペシャルシート。 窓からの裏庭の眺めが大好きで、よく座りにきます。また、大勢のパーティのときも皆が気軽に腰かけられるので重宝しています」

バーベキューハウスの最大の特徴である、外と内をつなげるダイナミックな窓の開口は、内部に鉄骨の梁を組み込むことで実現しています。

黒いカウンターは食器棚、裏側にはシンクとIH調理台が。冷蔵庫のカバー扉と色の統一がされています

国産杉をふんだんに使った室内は、黒で統一したキッチンとコンクリート壁のコンビネーションでモダンな印象に仕上げています。

空間をすっきりさせるこだわり収納 3畳間下の引き出しはゲスト用の寝具など、大物の収納も可能

庭側に広がる木のデッキは、メンテナンスフリーを望む美那子さんのリクエストに応え、50年の耐久性があるといわれている南米産のトンカビーンという木材を使用。素足でも気持ちいいなめらかな仕上げを施しています。

ここで得た電力は、母屋で使っています! バーベキューハウスの屋根には36枚のソーラーパネルを設置。これで月約1万円分の電力が得られます

同じ理由から庭には、本物そっくりに見えるニュージーランド製の人工芝を敷き詰めています。また、環境にも配慮し、屋根にはソーラーパネルを設置。
「発電した電気は母屋で利用できるようにしました。1ヵ月間の電気代に換算すると約1万円ほど。 一般的な4人家族が1ヵ月で消費する電力を、ほぼまかなえる発電量になります」
と眞田さん。

バーベキューを楽しむためだけに建てられた贅沢な「離れ」は、 種村さん夫婦はもちろん、訪れる 人たちにも期待以上の豊かな時間を与えてくれます。

かかった費用

種村邸の場合は最初に予算あり、ではなく、まず自分たちの希望を建築家の眞田さんに伝え、見積もりを出してもらいました。その見積もりを調整して最終的にかかった費用は、約3000万円(ソーラーと外構工事費は除く)。
無垢の木材や耐久性に優れた床材、気密性の高いドイツ製サッシを使用するなど、建材や建具などにはかなりこだわっています。また、建物はエアコン代の節約を考え、断熱性と蓄熱性に配慮した構造です。ちなみに、屋根に設置したソーラーパネルは、36枚で約350万円かかったそうです。

■Profile
種村美那子さん
たねむら みなこ 主婦 74歳
1男3女の4人の子育てを終え、趣味のテニスやゴルフを楽しむアクティブなスーパーウーマン。ご夫婦とも社交的。

 
『おとなスタイル』Vol.4 2016夏号より
(撮影/伊島薫)

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