• > 「方言を話す男の子は可愛い」を証明しつづける菅田将暉 [with]

「方言を話す男の子は可愛い」を証明しつづける菅田将暉 [with]

2016年11月17日(木) 18時00分配信

(C)ジョージ朝倉/講談社 ©2016「溺れるナイフ」製作委員会

和歌山県の海辺の町を舞台に、東京から引っ越してきた美少女・夏芽と、地元の神事を司る家系に生まれた航一郎の恋愛を描く『溺れるナイフ』。小松菜奈と菅田将暉は、今夏に公開された『ディストラクション・ベイビーズ』では壮絶に憎しみ合っていましたが、今回は生涯に一度の青春時代の恋を演じています。

(C)ジョージ朝倉/講談社 ©2016「溺れるナイフ」製作委員会

もはや日本映画界に欠かせないこのふたり、特にこの1年の活躍は枚挙にいとまがありません。小松菜奈ちゃんのほうは来年公開の映画『沈黙』でハリウッドデビューを果たし、また、ファッションアイコンとしても世界的に認められていて、すごいのですが、それ以上に菅田君、今年公開される出演作品が映画だけで9本て……。あまりにスゴすぎて、「菅田将暉2~3人いるんじゃないか説」を支持したくなります。中学生時代からスタートする『溺れるナイフ』では、役作りなのでしょう、かなり体重を落としてほっそりとして、金髪で色白でホントにキレイです。

(C)ジョージ朝倉/講談社 ©2016「溺れるナイフ」製作委員会

さて今回の作品、舞台は前述のとおり和歌山県で、そこに生まれ育った航一郎役を演じる菅田君は、地元の方言を話しています。これがほどほどにやんちゃで生意気で、それでいてどこか鷹揚な感じもあり、標準語では絶対に感じられない魅力がたっぷりです。

これまでも『そこのみにて光り輝く』(北海道・函館)『セトウツミ』(大阪・堺)『ディストラクション・ベイビーズ』(愛媛・松山)など地方都市を舞台にした作品で、方言を話す役を演じてきた菅田君。何しろ出演作が多いので「方言率」はそれほど高くはないのですが、方言で演じた作品はすごく印象に残っているし、どれも評価の高いものばかりです。何より方言を話す菅田君は、生き生きと感情表現できているような――まあ私が「方言男子好き」というのもあるかもしれませんが。是非みなさんも『溺れるナイフ』で、その可愛さをご確認くださいませ。

(C)ジョージ朝倉/講談社 ©2016「溺れるナイフ」製作委員会

『溺れるナイフ』 TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー公開中

文/渥美志保

with 2016年12月号より

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