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肌の夏老け対策!毎日「老け蓄積」しないための正解デイリーケアQ&A [VOCE]
2016年07月27日(水) 17時00分配信
Q. 夏老けを防ぐため、夏のケアで大切なことはなに?
A. 夏こそ、とことん保湿して!
「いつもよりさっぱりとしたケアへと変える人が増えますが、“夏でも保湿”ではなく、“夏だから保湿”のスタンスで」(小林さん)
A2. 普段のケアから揺らがないで
「肌がベタつきやすくても水分や油分を補うことはもちろん欠かせないし、夏だってエイジングケアコスメが必須なんです」(安倍さん)
A3.基本の5品使いを死守すべき
「クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、クリームは必ず! さっぱり系に替えてもいいですが、1品でも省いたらダメ」(多田さん)
Q. 肌老けをまねく夏のNGスキンケアは?
A. “クリームは使わなくてもいっか……”
「夏でも皮脂が何十倍も出るわけではありません。肌の調子をきちんと保つためには、夜のクリームは欠かさないように!」(多田さん)
A2. “クレンジングは新調しなくてもいっか……”
「日焼け止めは毎夏新作を買うのに、クレンジングや洗顔料は新調しない人ばかり。でも、日焼け止めの進化に応じてクレンジングも開発されていて、新作は落としやすさや肌への負担感が違います。結果、ゴシゴシ洗いや洗いすぎなどを防ぐことができるので、日焼け止めを新調したらクレンジングも新調するのが鉄則」(安倍さん)
Q. 朝ケアのオススメは?
A. 朝マスクでハリ感をキープ
「汗をかくことで体内のナトリウムイオンが減ると肌内部のコラーゲン構造がゆるみ、肌の弾力がダウン。夕方になってもハリ肌を保つため、エイジングケアができるマスクを朝の習慣に」(多田さん)
A2. UVコスメの前に抗酸化系を使って
「皮脂が分泌されて酸化すると、肌に悪影響が。朝、日焼け止めを塗る前に、抗酸化コスメを組み込むことが効果的です」(慶田先生)
Q. 夜ケアのオススメは?
A. リペア系を必ずひとつ
「日中の紫外線などで、肌内部では目に見えない炎症も。その日のうちにリセットするため、修復・再生ができる一品を」(安倍さん)
A2. レチノールコスメを投入
「肌のターンオーバーを促すレチノールコスメをぜひ。角質が肥厚してゴワつきやくすみが現れるのを防ぐことができます」(慶田先生)
お話を伺った方々
銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生
皮膚科専門医、医学博士。医学的視点から“夏老け”を分析し、生活面も含めた効果的なアプローチをていねいに指南。
美容家 小林ひろ美さん
美・ファイン研究所代表。オリジナルのテクニックを提案。誰でもできる手軽さやその確かな効果にファン多し
美容エディター 安倍佐和子さん
雑誌、テレビ、イベントなどで若々しい肌の秘訣を披露。サーフィンやテニスなどアウトドア派なのに美肌をキープ。
ポーラ 多田明弘さん
肌科学研究部 肌分析研究室長。夏ならではの過酷な環境や肌の状態を知り尽くし、最適なスキンケアをアドバイス。
(撮影:柏原力、amanaimages)