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静岡に訪れたら買いたい! お土産にもぴったりの伝統の逸品とは? [おとなスタイル]
2016年07月22日(金) 09時00分配信
この道ひとすじ60年 伝統と革新で生み出す逸品
「天気がよければはかどるし、天気が悪くなれば、室内でできることをしたり、映画を観に行ったり」
山内武志さんは、人間国宝の芹沢けい介(せりざわけいすけ)に弟子入りし、染め物の世界に入った。来年で60周年、現在77歳。海人(うみんちゅ)ならぬ、自称“染人(そめんちゅ)”だ。
「今は、企画、デザイン、材料、染めまで、ひとりでやっています。妻からは心配されるけど、めいっぱいやるぞと反発しています(笑)」
山内武志さんは、人間国宝の芹沢けい介(せりざわけいすけ)に弟子入りし、染め物の世界に入った。来年で60周年、現在77歳。海人(うみんちゅ)ならぬ、自称“染人(そめんちゅ)”だ。
「今は、企画、デザイン、材料、染めまで、ひとりでやっています。妻からは心配されるけど、めいっぱいやるぞと反発しています(笑)」
山内さんの手ぬぐいに触れると、伝統的な“和”の雰囲気もありつつ、どこか今の空気を感じる。
「今もある日本の民藝品や工芸品は、いろいろな人の叡智が重なっていいものになっている。私もひとつの染め方を極めるというよりは、“よろず染物屋”でいたいんです」
「今もある日本の民藝品や工芸品は、いろいろな人の叡智が重なっていいものになっている。私もひとつの染め方を極めるというよりは、“よろず染物屋”でいたいんです」
土地柄、午後には風が吹き始めることが多い。「6mの布が大きく揺れているのを見てドキドキすることもあれば、穏やかで鼻唄が出ることも(笑)」。職人6人で、年間2万mの生地を染めていたこともあるそう。
DATA
創業文化年間、浜松にて屋号ぬいやと呼ばれ、現在に至る。山内氏が染めた手ぬぐい、のれん、風呂敷、クッション、テーブルクロス、帆布のバッグなどが揃う。全国から男女問わず多くの人が足を運んでいる。JR浜松駅から徒歩5分。浜松ICから車で30分。
住所:静岡県浜松市中区中央3-8-30
創業文化年間、浜松にて屋号ぬいやと呼ばれ、現在に至る。山内氏が染めた手ぬぐい、のれん、風呂敷、クッション、テーブルクロス、帆布のバッグなどが揃う。全国から男女問わず多くの人が足を運んでいる。JR浜松駅から徒歩5分。浜松ICから車で30分。
住所:静岡県浜松市中区中央3-8-30