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「部屋がきれいな人がうらやましい」と思ったら [VOCE]

2016年07月20日(水) 17時00分配信

みんな整理整頓したいと思ってるんです……。

整理収納アドバイザー兼VOCE編集者・芦田の 整理収納ごろく【PART7】整理整頓が好きすぎて、資格を取ってしまいました。そんなVOCE編集者・芦田が本や実習から学んだ、整理収納に役立つ心構えや実践的収納術をアドバイスいたします。
「部屋がきれいな人がうらやましい」
「あの人のデスクは片付いていていいな~」
「この散らかるものがなければ、もっと快適に暮らせるのに」


上記の中のことを一つでも思ったら、絶対にあなたは片づけられます。整理整頓をした後の効果をイメージすることが第一歩です。

整理整頓をすると、時間の使い方も効率的になり、頭もすっきりし、ムダも減ります。鬱屈した気分も晴れ、達成感も出ます。衛生面も改善され、人間関係も必要不必要が見えてきます。滑らかにいろいろなものが動き出すことがわかるでしょう。

人間は本来、清潔な環境を好みます。ホテルの部屋やモデルルームを見て素敵~!と思うのは、キレイな環境に憧れがあり、快適だと思うからです。誰も散らかした部屋のようなホテルに泊まりたいと思わないはずです。

ちなみに、最近「男は清潔感」「女は透明感」というのがモテる人の特徴、と言われますが、人として急に清潔感と透明感を出すのは結構至難の業です。別に私自身も清潔感や透明感がある人間ではありません。ですからなおさら、ぜひ身の回りを片付ける清潔感から取り入れてみてはいかがでしょうか。

整理整頓が苦手な人の才能

これは完全に私の持論なので、間違っている可能性も大ですが、

  • 整理整頓が得意=左脳型・・・理論や言語、データなどで物事をとらえて実行するパターンを得意とする性質

  • 整理整頓が苦手=右脳型・・・想像力や感性、本能などで物事をとらえて実行するイメージを得意とする性質


と考えています。

なぜなら、整理整頓が苦手な人の方が、実はセンスや感覚、美的な才能、直観力や先見性、発想力に溢れているように思います。

逆説的に見れば、左脳的な整理整頓をする、ということは「今ある現状を踏襲する」という考え方なので、右脳的な発想力や新しさを追及する、ということに関しては、もしかしたら苦手なことになるのかもしれません。こればかりは、備わった特質なので急には変えられないでしょう。

しかし、もし整理整頓が苦手な右脳型のあなたが、家や仕事場で、たった一人で自由に自分のスペースを使用しているのであれば、自由に散らかし、自由に才能を発揮すればいいと思います。ですが、誰かとスペースを共有しているのであれば、たとえ天才であったとしても、最低限の整理整頓は心がけましょう。

片づけられない人の言い訳

片づけられない人は、言い訳が多いです。これは、悪口ではなく、経験則に基づいています。やはり心のどこかで「片づけられない、捨てられない」ことに対して罪悪感を感じているので、言い訳をしてしまうのです。

  • 「もともと育った家族が片付けられないんですよね」

  • 「どっちも思い入れのあるものだったら、どうやって捨てるわけ?」

  • 「いや~、時間がないんだよね」

  • 「片づけられたら偉いの?」


このように、もし誰かに「なんで片付けないの?」「なんで捨てないの?」と聞かれたとき、「でも・・・」と、言い訳が出てしまったら、片づけられないことを証明してしまったということなのかもしれません。あきらめて、言い訳せず、今、目の前にあるものを一つ片付けましょう。

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