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「丸いものは買ってはいけない!」部屋と机が劇的に片付くマル秘テクニック10 [VOCE]

2016年07月10日(日) 17時00分配信

片付けには、セオリーがあるんです!

整理整頓が大の苦手。でも、やらないわけにもいかないから、誰かに叱ってほしい…そんな「片付け弱者」のあなた!  整理整頓が好きすぎて資格まで取ってしまった美容誌『VOCE』編集者兼整理収納アドバイザーの芦田夏子が、整理収納に役立つ心構えや実践術を、キビしくアドバイスします。

ここに紹介する10のセオリーを実践するだけで、あなたも収納上手になれる!

この置き場所を決める、ということだけで、実は多くの収納の問題は解決します。

セオリー1 収納は、モノの置き場所を決めることからはじまる


よく「そんなに忙しいのに、どうしていつもデスクや家がキレイなの?」と聞かれます。一番のヒケツは、モノの置き場所を決めているから、です!書類でも、文房具でも、キッチンツールでも、おもちゃでも、衣服でも、化粧品でも、デジタル製品でも、すべて、この置き場所を決める、ということからモノの収納は始まります。壊滅的に散らかっている人は全員、モノに置き場所を設定していません。

セオリー2 丸いものは買わない


整理整頓好きの間では、「丸いものは買ってはいけない」は常識です。丸は四角と比較すると、無駄な空間があるのがわかりますね。四角いものはぴったりと隙間なく並びます。ですが、丸や不規則な形のものは、”死に空間”ができてしまいます。とってもかわいいあの花瓶や素敵なペン立て・・・しかし! 丸い形ならあきらめましょう。四角で代用できるものが、この世にはごまんとありますから。

セオリー3 サイズは1mmまで正確に測る。


日本は居住空間が狭いこともあり、驚くほど収納用品が豊富です。無印良品に始まり、ネット通販やカタログ、インテリア雑貨店舗や100円ショップなど、収納用品にあふれています。しかし! 逆に収納用品を無駄に買う=”箱買い”という、収納好きが陥りやすい落とし穴にはまらないように。どんなにいい収納用品を買っても、おさまらなければ意味がありません。収納用品を入れる引き出しや棚、壁のサイズは1mmまで正確に測りましょう! 1mmを笑うものは1mmに泣くのです。


セオリー4 色にこだわる


すっきり片付いて見える空間のために、大事な要素として、『色』があります。多色使いでオシャレに暮らしている方もいらっしゃるとは思いますが、多色をコントロールするのは実はとてもセンスがいるのです。ご自分の部屋や家が「なんかごちゃごちゃしている……」と思われる方は、まずは空間にある『色』を減らしてみましょう。

基本の3色に絞ったら、おのずと生活に潤いを与えるもう一つの色が見えてくるはずです。

セオリー5 ベージュ・ブラウン・白のみで空間を作る


部屋にある家具やマット、カーテンなどの色を統一感のあるベージュ・ブラウン・白のみにしてみましょう。「味気ない……」と思われるかもしれませんが、色を後から足すのは簡単です。とにかく空間を大きく締める家具やカーテン、壁、床の色は地味で強くない色にしておくのが、すっきり見えるための第一歩。この3色は圧迫感がなく、空間を広くみせる色なのです。このことを頭に入れて、自分の部屋を見渡すと、いかにいろんな色が自分の空間にあるのかがわかります。

セオリー6 「いつか使う」は一生使いません!


1年以上着ていない服、思い出で捨てられないプリクラ帳、小学生の頃の教科書やノート、ランドセル、いつか使おうと思ってとってあるバッグや服、アクセサリー、使っていないけど捨てるに捨てられない食器や家電……etc.誰しも思い当たるものがありますよね?これらは、確実に今後一生使いません。日本の住宅事情的に、「広くて収納スペースが余ってるわ~」という方はおそらく少ないと思います。その使わないモノたちに家賃を払っていると思うと、逆にもったいないと思いませんか?
いうまでもなく、住居にはお金がかかっています。賃貸なら「家賃」が、購入物件なら「ローン」や「固定資産税」が。この住居スペースへの少なくない支払い、ものを仕舞い込んでいる納戸やクローゼットにも、当然かかっているのです。こう考えると、「いつか使うもの」「捨てるなんてもったいないと思っていて捨てられないもの」をためていることが、本当はどちらがもったいないのかがわかりますね。今すぐ、家賃をフルに活かすために、空間を殺しているものは処分しましょう。


セオリー7 床の魔力に引きずられるな


部屋や家をごちゃごちゃさせている要因の大きなものの一つは、床に置いてあるものが多いこと、です。床にものがあると、部屋での動きを合理的にするために、人は低い位置で活動をするようになります。すると「座ってできること」を優先し、余計にモノを床に置き始めることになります。では、床に物を置かないようにするには、どうすればいいのか。簡単で効果的なのは「お掃除ロボット」を買うことです。お掃除ロボットは当然、床に物があるとその部分は掃除しません。そのロボットの動きを見れば、自然と「床にものを置くのをやめよう」と思うはずです。初期投資はかかりますが、部屋に無駄なものがなくなり、掃除する手間までも省けるのでお勧めです。

元の場所に戻すことがポイント!

セオリー8 モノを置き場所に戻す


一度きちんと片づけてもすぐに散らかる人。これを整理収納の世界でも、「リバウンド」と言います。このリバウンド現象がすぐに起こる人は、出したものを置き場所に戻していません。「だって、新しいものがどんどん増えるから~」という言い訳が聞こえてきそうですが、当然置き場所には定まった容量があります。無限に広い邸宅でない限り、モノを置く容量は限りがあるのです。単純なことですが、そのスペースからあふれる前に、スペースを占めている古いものを処分することによって、解決できるはずです。

セオリー9 「モノは捨てる」が基本のき


一時的に綺麗にするために、よく別の場所にモノを移動しただけで、片付けた気になる人がいますが、それは処分ではありません。すぐにまた、その移動したモノと向き合わなければならない時が来ます。「どうしても捨てられないものを一時保管し、時間を置いてから処分を検討する」という処分方法はありますが、その“どうしても”のハードルは、相当高いものであるべきです。それ以下の処分に関しては、「もったいない」「どうしよう」「使うかも」と思ったら”捨てる”、という行動を選びましょう。前回の話にも出しましたが、不必要なモノが占めているスペースの価値や価格のほうが実際は高いからです。


セオリー10整理整頓は明日やるものではありません。今です!今!!


片づけられない人の最大の特徴は、「いつかまとめて片付けよう~」と思っている、ということです。確かにまとめてすっきり片付けができたら、とっても爽快でやりがいもありますね。私もまとめて片付けすることは、快楽に近い楽しみです。でも、整理整頓は「まとめてやろう」と思った瞬間にアウト!今なんです!今、今です!今から10分間、オフィスのデスクの引き出しの1段だけでも、PCデスクトップのフォルダだけでも片付けてみましょう。その習慣づけが、整理整頓の第一歩になります!

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